第1章 躾
「潮まで吹いて、無断でイクとは……くっくっくっ大層淫乱な女だなぁ奏」
「……葛城……もう、やめ……」
「それが人に物を頼む態度か?」
「あ……あ……やめ、てくだしゃ……い……」
「何? あれぐらいで呂律回んないの?」
「ご、ごめんな……しゃい……」
玩具はまだ動きを止めない。
体がビクビクと反応する。
「奏これは躾だ。やめてって言われてやめたら躾にならないだろ」
カチッと音がし、玩具の動きが激しくなる。
「お仕置きも……しないとなぁ?」
「ああああっ!! またっまたイっちゃうぅううっ!」
「イッたらさらにお仕置きだ」
「らめっらめぇえええっ! 我慢できないのぉおおっ」
「人に物を頼むときはどうすればいいか、分かるだろ? 奏」
「あっあっ……! イ、イカせてくだ、さいぃいいっ!」
「信也お願いします。ローターとバイブで淫乱な私をイカせてくださいって言えたら、イッていい」
いきなりバイブが奥までねじ込まれ不規則な律動をするようになる。
ローターも振動が今までよりも激しい。
耐えきれず潮が飛び散った。
「あああああああああああああっ!!!!」