第6章 監禁
「んん……んっ……んう」
まだ始まったばかりなのに、中が疼いて仕方ない。喘ぎ声も出せず、ただ一人、惨めに機械なんかで気持ちよくされてる。こんなの嫌なのに、感じたくないのに、突起がどんどん敏感にされていく……。感覚がそこに集中していく。
「ううっ! んんっ……ん……んうぅう」
弱い刺激で、中々イケない。イキたいのに、イケない。辛い。いっその事楽にしてほしい。イカせてほしい。もっと強く……もっと、もっと……。
だめ、まけたらだめ。きもちよくなっちゃだめ。
そう思うのに、心が裂けてしまいそう。イキたい。中に欲しい。イキたくない。欲しくなんかない。一番感じる箇所を微妙に避けているし、振動が弱くて、弱くて……もっと強くして欲しい。めちゃくちゃにされたい。
「んっ……ん……んんんっ!」
ベッドに体が擦れる感触さえ心地いい。どこかで、見ているのだろうか……。監視カメラはどっかにあるだろうし、たぶん、こんな私をみて笑っているんだろう。見せたくない。思い通りにはなりたくないのに。体が勝手に感じちゃう。頭が、心が、おかしくなる。もっと、もっと、してほしい。はやく、中に……。まけちゃだめなのに、わかってるのに、わかってるはずなのに、気持ちよくて、どうにかしてほしくて、体がビクビクしている。中がヒクついて、ベッドに染みが出来ていくのが分かってしまう。こんなの耐えられない。助けてほしい。
「んんんんっ!! んっ、んうぅううっ!」
これ以上は気がおかしくなる。体もおかしくなる。壊される。壊れちゃう。イキたい。イカなきゃ壊れちゃう。だめだめ、そんなのだめ。求めたら、だめ。堕ちたら戻れなくなる。まだなの? 一時間ってこんなに長いの? もう、許して。お願い。こんな私を見ないで。壊れちゃう。壊れてしまう。堕ちてしまう。やだやだやだ。
「んうっ! んんんんっ! んんんぅううう!」
誰か助けて……。もう、おかしくなる。こんなの、むり、もう、もう……イキたい。誰か、誰か……。こんなのやだ。やだやだ。たすけて、イカせてよぉおっ! 中がヒクついて、止まらない。体がもどかしい。熱い。体が熱くて、熱くて、くるしい。もう、むり。イカせて、イカせてよぉおっ! 太いの、ほしい。中に、ほしい。なんでもいいから、私をイカせてよぉお。