第1章 躾
目が覚める。
いや、覚めたはずなのに、目の前が真っ暗で何も見えないのだ。
手足は何かで拘束されているのか、全く動かない。
全身が汗ばんでいるのが分かる。
体のほてりはまだ収まっていない。
「んっ……だれ、かぁ……」
頬に暖かい温もりがきた。
その温もりに少しホッとする。
「何も、見えないの……体が熱いの……」
「どうしてほしい?」
そこにいるのが誰でも良かった。
体のほてりを解消してくれるならだれでも。
奏は懇願した。
「お、ねがい……体が疼いて止まらないのぉ! も、もう、我慢できないのぉ!」
「どこをどうしてほしいのか言え奏。お前の淫乱な体が何も求めているのか素直に」
淫乱。
その言葉を聞いただけで、高鳴る。
「あ……あ……な、かにいれ、て……」
「処女ではないんだろう? それなりの知識もある。抽象的な発言はいらない。何をどこにいれてほしい」
恥ずかしさも、戸惑いも……全てが崩れた。
「奏の淫乱なおまんこにっ! 太くて硬いの、くださいっ!」