第8章 授業
「ここ普通の学校なんですけど、なんでそんな人が保険医なんてしてんの!?」
「ん? 嫁を迎えにきた」
「は??」
「嫁が普通の学校の女子っていうから、俺が直々に迎えにきたんだよ。というわけで、明日からお前は超有名校に転校。ああ、きちんと転校手続きはすませてるから安心しろ」
開いた口が何とやら、とはまさにこのことだった。そんな奏を見た葛城はポケットから薬を取り出し、口に含むと、奏の口を封じる。舌が絡み合う。唾液と共に押し込まれた薬を思わず飲みこむ。
「んっ……っ! なに、飲ませたの……」
「強制避妊薬。学校ぐらいは卒業させてやりたいし、世間もうるさいしな」
「んなっ!? てか、なんで私なのよ!? 頭イカれてんじゃないの!?」
「ちょっと、黙れ」
律動が再び再開され、Gスポットが容赦なく抉られる。感じたことのない快楽に、身も心も葛城に侵食されていく。腰がゆれ、自分の声とは思えない声を出しながら、中をヒクつかせ、何度も潮を吹いた。それでも、律動は止まることなく、徐々に激しさを増していく。
「あっ……ああっ! も、もう、むりぃい……」
「中に、出してやるよっ! 欲しいんだろ? 俺の奏は、いつからこんなに淫乱なんだか……!」
「ふあああっ! お、おく……おくがこわれるぅうう! も、もうだめぇええ! イクぅうう!」
「っ!!」
体が痙攣し、弓になりに反れた。意識が混濁し、ただ快楽の波に飲まれ、白く染まっていく。