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【短編集】ブーゲンビリア【R18】

第8章 授業



「さて……仮病人はとっとと授業戻れ」
「パンツ返してください」
「命令だ」

有無を言わせない威圧感。蛇に睨まれたカエルの様に動けなくなった。中の物が再び動き出す。強弱をつけて上下に激しく動き、少しずつ取り戻しつつあった理性を奪おうとした。

「あああ……あっ! ああ!」
「大人しく従うか?」
「し、従いますぅううっ!!」

そうして嫌々、火照った体を引きずりながら教室に戻った。ノーパンなんて普段しないから変な感じになる。自分の席に座り、何事も無かったように振る舞う。適当に読書でもしていよう。
そう思った瞬間、携帯が震えた。開いてみる。見たことないアドレスからメールが届いていた。また変なのだろう、と思い開く。
そこには先ほどの写メが添付されていた。思わず音を立てて椅子から立ち上がる。こんな事をするのは葛城しかいない。問いただそう。
途端に中の物が動き出した。必死に声を押し殺す。虚ろな目で辺りを見回すが、誰も気付いた様子はない。動きは徐々に激しくなり、Gスポットを何度も突かれる。椅子に座り、机に伏せた。頭が真っ白になる。
チャイムが鳴り教師が入ってきた。授業が始まったのだ。
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