• テキストサイズ

短編 R18

第7章 七海建人



なにこれゾワゾワしてとまんない
「んっ ふぁ」
という自分の声に驚き慌てて口を閉じる

「つっ 嚙んじゃダメじゃ無いか」
そう言われ自分の口の中にほんのりと血の味を感じる

自分がキスをしていたという事実に顔が赤くなると
「ねね さん どんな感じ?夏油様とのキスきもちよかった?」
そう言われた瞬間に現実に戻り逃げ出そうと足を出すもガクっと抜け落ちへたり込む

「おっと 気持ちよかったみたいだね?」
そう代弁されこれが気持ちいいってことなの?と認識する

2人をチラリと見ると目を輝かせ続けている

「さっ2人はもう学校に行く時間だよ いってらっしゃい」
手を振ってそう送り出す夏油

「えーもっとエッチなの見たかったのにー」という2人に
「もう少し大人になったらね」なんて話している夏油

2人が出ていく姿を夏油に縋り付く形でポーッと見つめる

「さて... 君はもう十分大人だし 教えてあげようね」
そう言い方に担ぎ上げられると運ばれる

「えっちょっと!?」
力の入らない足が痺れた時のようにブラブラと揺れ腕だけでもと抵抗を続けるが体格差には何の意味も持たない

/ 104ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp