第7章 七海建人
「んん” 2人ともあんまりそういうことは人に聞かないの」
と嗜めると
「えーだってきもちいんでしょ?あたしもキスとかしてみたいなー」
と夢見る少女みたいな目をして話す2人
そこに夏油が通りかかると
「あっ夏油様だー」
と駆け寄る
話しているとぴんっと何か思いついたような顔をし
「ねぇ夏油様 気持ちいいキスしよー?」
と提案する
少し考えた後夏油は「いいよ」と返事をするとキスをしようと腰を跼める
「ちょっと待った!未成年だから!絶対2人に手とか出させないから」そう言い割って入ると
「じゃぁさんが見せてよ キス」
と言われた「へ?」と思っている間に
「それもいい案だね」そう言い唇塞がれる
いきなりの行動に頭の中がハテナでいっぱいになる
えっちょっと待って 私なんで夏油にキスされてんの?えっマジで何で?
と実は人生で初のファーストキスに戸惑っているとぬるりと舐められる唇
パニックを起こしぎゅっと唇を噛み締め侵入を防ぐ
隙を見せない私をみて鼻を塞ぐ夏油
限界が来て息を一気に口を開けて吸い込むと共に入り込む舌
息が浅くなったところに阻害するようにぬるりと這うその舌はザラザラとしてゾワゾワっとという感覚から力が抜ける