第6章 ピンガ
「ちっ相変わらず可愛げがねぇなお前には」
そう軽く悪態をつかれる
「別になくて結構よ。私の専門外だもの。そういうのはベルモットの役割でしょ?」
そう言い返すと
「そうもいかなくなった。あの方がお前をご指名だ。」
そう言われ身体中の血が騒ぐ
「私を?」
「あぁ なんでも今度のは物好きな連中が多いらしくてな手練れた奴じゃなくて初々しいのがお好みなんだとよ。そこでお前ってわけだ。」
そう言い2本目のタバコに火を灯すジン
「え-別にベルモットだけで十分だし私よりもキールとかの方が良いんじゃない?」
そうはぐらかす
「言っただろうこれはあの方のご指名だと。それにもう遅い。」
そう言うと扉が開くそこにはベルモットの姿が
「はぁーい 久しぶりね。」
「ベルモット... 久しぶりね」
「そんな警戒しないで。ここに私が来てるってことはあなたももう分かってるんでしょう?逃げられないって」
そう言い私の顔を撫でるベルモット
かすめる肌がピクリと反応し肌が泡立つ
「さぁ始めましょうか」
そう言い少しずつエスカレートする行為に何時もよりも少しずつ過激に反応し始める
「あら 感じやすいのね」