第4章 トレイ・クローバー
トレイ先輩はニヤリとした笑みを浮かべてこう言う
「撫でただけなのに律義に反応してひくついてるぞ」
そういいながら指を触れるか触れない程度のぎりぎりのラインに近づける
「しかも ひくついてるだけじゃなくて飲み込もうと腰が少しづつ浮いてきてるの気づいてないのか?」
そういうトレイ先輩に
「そんなことありません」
と言い返すがトレイ先輩の足についていたはずのお尻はわずかに浮き上がり隙間を作っていた
しかもそのお尻にはトレイ先輩の足を濡らした私の愛液が垂れてきていた
鏡に映る言い逃れのできないその姿を否定しながらもぽとりとお尻から落ちる汗なのか愛液なのかわからない液体に恥ずかしさを覚える
「あーぁ、垂れてきちゃったな。拭いてやるからじっとしてろよ?」
と言いながらも拭くことを口実にお尻をなでる先輩
「んっ はぁっ」
と吐息が漏れ出る
あっという間に撫でまわしていた先輩の手はびしょびしょに濡れ光を帯びる
「こんなに濡らしてすごいな本当に」
といじわるそうに言う先輩に
「先輩が変なことするからです。先輩がこうしたんです。意地悪しないでください。」と懇願する
「そんなこと言われてもまさか男子校であんなきわどい下着姿みたいな水着を着るとは思わないだろう」