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短編 R18

第4章 トレイ・クローバー



目を逸らしても何もされることなくただただ時間だけが過ぎていく

膝裏を抱えられトレイ先輩が描いたあぐらの上に浮き上がったお尻がすっぽりと収まり体勢を手助けする

じっと見つめられた視線を感じながらも気づかないふりを続け目を逸らし続ける

するとトレイ先輩が話しかけてくる

「なぁ 気づいてるかお前」
という問いかけに伺うように顔を返し「?」マークを浮かべる

するとするりと耳元に寄ってきた唇がこう紡いだ

「さっきからお前のあそこひくついてるぞ?」

何を言われているのか分からず恥ずかしさと驚きのあまり「えっ?」と声に出す

「嘘じゃないぞ?ほら 証拠に俺の制服のズボンが少し濡れてる」
そう煽るトレイ先輩に
「う、嘘⁉︎」
というと
「嘘じゃないぞ お漏らししたみたいにびしょびしょじゃないか。」
と恥ずかしげもなく言ってくる
「ち、違っ違いがいます!」
と私が反論すると
「本当だぞ ほら今だって垂れてきたのわかったか?」

そういいながら垂れた跡を指で掬い上げる
「やっ何もしないって言ったのに」

「あぁ そうだったな悪い。 でもお前気づいてるか?」
とクスリと嘲笑いながら聞かれ
「何がですか?」
問い返す
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