第4章 トレイ・クローバー
「大人しく着替えていればこんなことにはならなかったかもしれないのにな」
そういい胸や背中などそっと撫でていく手にビクビクと体が反応する
意味をなさない着崩された制服と下着
「もっやだぁ」
そういいグッと力を込め逃げようとトレイ先輩の手からするりとネクタイは抜け落ちその反動で後ろに倒れ込む
急な衝撃にただ倒れることしかできなかった私にトレイ先輩が話しかける
「ははっ 凄いな。ビチャビチャじゃないか。光ってるのわかるか?」
そういい下腹部をトントンと指挿す
羞恥を煽るような言葉にカァッと顔が赤くなりフイっと顔を背けながらも足を閉じる
「し、知りません。」
そういうと
「そうか...。じゃあ教えてやらないとな」
そういいグイッと身体を起こされトレイ先輩が背後へ回り込む
結ばれたままの腕が後ろ手にトレイ先輩の首元へかけられたかと思うと先程閉じた足をグイッと無理やり開かれる
「ほら、よく見えるだろう?」
そういうと背けていた顔を正面に据えられた姿見に向ける
「やぁっ///」
鏡に映し出された姿に驚きと恥ずかしさを隠せず暴れるがトレイ先輩の首にかけられた腕や捉えられた足はびくともしない