第14章 季節外れのハロウィンパーティーは悪夢からの良心
~誰かside~
その時、ジョディ先生の背後からショットガンのポンプ音と共に足音が鳴り響く。
「OK、カルバドス…」
ベルモットは勝利を確信して笑うが、その影の姿を見て態度を豹変させた。現れたのはニット帽を被った目付きの悪い男性だったからだ。
「ホー…あの男、カルバドスというのか…。
ライフルにショットガン、拳銃3丁…どこかの武器商人かと思ったぞ…」
その男性は赤井秀一…FBIだ。彼は片手にショットガンを抱えながら、口を開いた。
「もっとも…両足を折られて当分商売はできないだろうがな…」
ベルモットは焦って銃を取り出そうと動き、赤井秀一がそれを見逃すはずもなくベルモットは撃たれる。
「ぐっ…!!」
だが、ベルモットは痛みを諸共せずに銃を手にして、赤井秀一に発泡。赤井秀一は舌打ちをしながら身を潜めた。
「無駄な足掻きはみっともないわよベルモット!!」
ジョディ先生がそう煽るが、ベルモットは残っていた車のガソリンタンクも撃ちぬいた。そして、江戸川コナンを抱き抱えようと手を伸ばしたところで…誰か
「っ!?」
不意な衝撃が彼女を襲い、彼女の手より銃がこぼれ落ちた。
「だ、誰!?」
急に現れた第三者に戸惑いを隠せないジョディ先生…だが、ベルモットは構わず眠っていた江戸川コナンを抱えて車に乗り込んだ。