• テキストサイズ

【戦国BASARA】*月夜の盃 2*【R18】

第2章 右目を追う




「ふ・・・ぁあ・・・」


絡まってくる舌にこちらもできるかぎり応えるが、要求は激しくなっていくばかり。


「・・・どうした、もう限界か?」

「ぁ・・・許してくれ、政宗殿っ・・・」

「ここはこんなになってんのにか?」

「あっ・・・!」


水は足の付け根を滴るほどに溢れてしまっていて、彼の指はそこをぐちゃぐちゃに荒らした。


「はあっ・・・はあっ・・・あぁっ・・・らめっ・・・」


体勢を仰向けに直された。

月の明かりにこの乱れた身体が照されてしまうのが耐えられず、二本の腕を見られたくない部分に添えてみたが、それはなんの意味もなかった。

彼が指を動かせば、体を隠すことなどすぐに忘れて身を固くするしかできなくなる。


「そんなに良いかよ」

「ち、違っ・・・」

「フッ、どこが違うっつーんだ、こんだけ俺の指を濡らしやがったくせに・・・」


彼はぬらぬらと反射する指を抜いて、私に見せつけた。

恥ずかしさに顔を背けたが、次の瞬間、政宗殿はその指を己の口の中に含んだのだ。


「なっ・・・!? 政宗殿、何してるんだ! そんなもの、汚ないのにっ・・・」

「んなこと知ったこっちゃねーな」

「そ、そんな・・・」


指についたものを舐めとると、彼はさらに舌で自分の口周りを一舐めした。


/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp