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【戦国BASARA】*月夜の盃 2*【R18】

第2章 右目を追う




「紫乃っ・・・」

「だ、だめだ、本当にっ・・・おかしくなりそうなんだ、政宗殿っ・・・」

「・・・俺もお前がエロいせいでどうにかなりそうだぜ・・・なんとかしやがれっ・・・」

「は、はぁ!? な、何言って・・・あっ・・ああっ・・」


奴は予告もなく、押し付けていた指を一本、するりと中に滑らせていった。


「フッ・・・んだよ簡単に入るじゃねぇかっ・・・」

「あっあっ・・・あぁっ・・・」


圧迫感と異物感。

松永のときのような刺すような痛みはなかった。

この指が政宗殿のものだというせいか、止めどなく溢れる水のせいか、ナカを探られる感覚は快感でしかなかった。

抜き差しがさらに私を羞恥へと追い立てて、素直に喘いでそれに耐えるしかなかった。

やがて指が2本に増やされると、私は背をねじらせてどうにか政宗殿の方に顔を向け、懇願した。


「あぁっ・・・政宗殿、これ以上はっ・・・」


すると胸をまさぐっていた手が顔へとのぼってきて、押さえつけながら深く唇を重ねられた。


「んっ・・・」


口づけの心地よさと、ナカをかき回される快感が同時に押し寄せたが、私にはそれに耐えうる経験値がなかった。

だんだんと、これ以上の快感に対する恐れも沸き上がってきたのだ。

まるで溺れているように。


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