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【戦国BASARA】*月夜の盃 2*【R18】

第4章 雪どけの朝




体の温度が一気に上昇していく。

彼が腰を進め、それはすぐに、私のナカに入っていく。


「待っ、あの・・・」

「待てねぇ・・・」

「あ、あ、ああっ・・・」

「っ・・・」


痛むことを覚悟したのだが、おそらく私は、痛みを感じるには濡れすぎていたのだ。

容易に受け入れたそれは、私から理性を奪い、政宗殿もいっさいの余裕を手離していた。


「あっ、あっ、政・・・だ、めっ・・・」

「ハッ、ハァッ、紫乃っ・・・」


私ばかり気持ちよく刺激されてきたが、今の政宗殿の表情は、快感に耐えるように歯を噛みしめ、目を閉じていた。

その表情に見とれていると、彼はふいに目を開けて、またニヤリと笑うのだ。


「あっ、あっ、あっ・・・」

「お前はもう、俺のモンだっ・・・マジで、誰にも、渡さねぇっ・・・」

「当たり、前だっ・・・こんなことっ・・・あっ・・・政宗、殿としか、できなっ・・・んっ・・・」

「ハァッ・・・ちくしょう、可愛いんだよっ・・お前はっ・・・」

「私は、もうっ・・・あっ・・・」



──私は、もう、政宗殿のものだ。



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