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【戦国BASARA】*月夜の盃 2*【R18】

第4章 雪どけの朝




「んっ、んっ・・・政宗殿、だめっ・・・」


彼の舌の動きが分かるくらいに、その部分はひとつひとつ敏感に反応した。

息をつく暇を与えずに動く舌に、私はただ欲望のままに喘ぐしかできない。

もう抗えない。

こんな、こんな気持ち良さがこの世にあるのだと、私はそれに従順になることで精一杯だった。


「・・・どうした、素直に悦がるようになったじゃねえか。そんなにイイか?」

「んっ・・・はぁ・・・イイ・・・すごい、気持ちよくて、もうっ・・・」

「っ・・・ハッ、そうかよっ・・・」


─ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・─


水音と、喘ぎ声と、そして激しい息づかいが響いて、また理性を飛ばしていた。

政宗殿の方も、だんだんと目が据わってきている。



「政宗殿、私、なんだか変だっ・・・あっ、あっ、だめっ・・・」

「・・・紫乃っ・・・」


昇天しそうな感覚に飲み込まれたが、政宗殿はその一歩手間で口を離し、体を起こした。


「ハァッ・・・紫乃・・・力抜け・・・」

「えっ・・・」


先程まで彼に舐められていた場所に、今度は何かを押し当てられている。

それが何かは、脈を打つ生々しい感触で容易に分かった。


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