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テニプリ短編集☆

第1章 雨の日のkiss(菊丸夢/甘)



「は、離して下さい」
菊丸の腕の中から出るためにもがく莉那だが、
意外に力が強い菊丸に敵うわけがなかった。



出ようとすればするほど抱きしめる力が強くなる。

「やだ!だって離したらまた逃げちゃうでしょ?  ね…莉那ちゃんこっち見てくれないかにゃ?」



「……恥ずかしくて無理です!」


「そのままで良いからさ、一個聞いてもいいかにゃ?」



ああもう逃げられないと思い、


莉那はコクリと頷いた

「ありがとー!んじゃちょっと教室戻ろっか?廊下じゃ…俺も恥ずかしいし」


「はい…」


今来た道を戻っていく菊丸と莉那










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