第4章 candy☆love(千石夢/甘)
「ありがとう!…簡単なゲームだからすぐ終わるよ!
このキャンディーがどっちの手に入っているかを当ててね!」
本当に簡単なゲームだったのでホッとする。
実はゲームが得意ではないから…
「わかった」
「でもね、ただ当てるだけじゃつまらないから…キャンディーがある方を当てたら俺との事をもう一回良く考えて欲しい。」
何言ってるのかよくわからないけど
当てなければ解放して
諦めてくれるって言ってるので信じることにする。
「私ね、あのカフェに居た時…千石君がナンパしてるの見てたんだよ?」