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テニプリ短編集☆

第4章 candy☆love(千石夢/甘)


「どこ行っちゃったんだろ…?」

慌てて追いかけたけど莉那さんの姿は見えなくなっていた
あーあ。足速いなんてアンラッキーだなぁー 

でもまだ遠くには行ってないと思うから探してみよう!
本屋、CD屋…
行きそうな所を探し回っている時、
駅の改札口で莉那さんを見つけて

ICカードで改札を通り、見失わない様に目で追う。


人混みでまだ俺には気付いていないみたいだ!

電車がホームについて莉那さんが乗り込もうとしたとき

「捕まえた!」 

と彼女の手を引くと

「きゃっ…!千石くん!?どうしてここに?」
他の乗車客が迷惑そうにこちらを見ているので
「どうもすみませんー…」
と謝るとそのまま莉那さんの手を引いて歩き出す。

駅の中にある待合室のドアを開けて入る


「何で追いかけて来たのか説明して欲しいんだけど?」
戸惑った表情の莉那さんに
「ごめんなさい。でもやっぱり諦められなくて…」
と頭を下げて謝罪する

「もう話すことは何もないよ?」


バッサリと言い切ると
「じゃあさ、俺とゲームしない?」

会話が繋がらない言葉が投げかけられ、少し呆れる
でも、また拒否したらしつこいかもと諦めて
「…一回だけね?」

渋々、参加することにした

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