第21章 木ノ葉盆踊り 浴衣祭り
あの日からニ週間が過ぎた。
今日は待ちに待ったデートの日だ。
【木ノ葉盆踊り 浴衣祭り】
しっかりおめかしして、紺青色がベースの華やかな牡丹柄の綺麗な浴衣を着て作り帯は大好きな薔薇色だ。
今日だけ…と頭にお面をつけて鏡の前に立って身支度をしている。反対側には薔薇のお花を控えめにつけた。浴衣を一人で着れるのは祖母のご指導のおかげだ。
「祭りのお面に…とはいかないなー…やっぱ不気味すぎよね…ふ、まーいっか。」
カカシ先輩は、リビングで私を待ってくれている。
先輩とはその前にも、買い物に付き合ってくれたり、デートらしい事をしてくれている。
料理も交代ばんこで作って感想を言い合っている。
二人きりで誰もいない夜道を歩く時は
手を繋いだり、ラブラブだ。
毎日が楽しくて楽しくて
ずっとこうしていたい。
毎日が新鮮で楽しく生活を送っている。