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【NARUTO】護衛暗部

第18章 闇の中



「アタシは何にも悪くない。里のために頑張って当たり前の事をしたのよ?この地図だって、とりあえず持って帰れば喜んでくれるはずよ。コレ見て里を潰せばいいんだから。」


里の為…里のスパイをしていたようだ。
だったらその間…情報が筒抜け?
里を潰す……?

一気にゾッとした。


「コネー、そんな睨まないでよー。お面被ってても殺気が漏れちゃってるよー??」

クスクス…一人笑う声が森に響いた。

ぐっしょり汗を何度も何度も拭くが
すぐに肌の毛穴という毛穴から溢れ出た。


「吐きやがれ!全部!殺してやる!!」

コネが怒りの沸点を突き破り叫べば
ゲラゲラ裏切り者は更に笑う。


「だから言ーわーなーいって言ってるでしょ?拷問する?アタシMだから何でもして?だけど労力の無駄よ。死んでも言わない。じゃあ元気でね。」


そう言って首にお気に入りの刀を綺麗に突き刺し汚い声を出しながら倒れた。


「………、バイバイ…」


最期、小さく別れを呟いた。




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