第18章 闇の中
ーーーーーーーーーーーーー
次の日の朝………
女性用ロッカーで着替えをしている大好きな親友に声をかけた。
「ねぇベトレイ、昨日隊長の机の中、なんか探してた?」
「うん、休みの申請用紙探してたんだー。あ、コネが言ってた?びっくりさせちゃうよねーー?ゴメンねー?」
いつもと同じニッコニコの笑顔を見せて笑った顔に癒され、疑惑は直ぐに吹き飛んだ。
「ううん、私は絶対そうだって分かってたからね!まー、次回からは勝手に触ったら怒られるし、辞めた方がいいよ?」
「ヤマト隊長怒ったら恐いもんねー。」
っと女子会みたいな会話をしていた。
ここで有無を言わずにベトレイを殺しておけば、
三人の仲間の命は失われずに済んでいた。