第15章 ピーマン料理を作る
「カカシ先輩が笑った顔、良いですねー、ステキですー。イケメン比率五割増しですねー。」
改めてカカシ先輩の格別なイケメンな顔立ちに感心している。
このお姿を拝見して落ちない女はいないはずだ。
「そう?オレはがそうやって笑った顔が好きだよ、そこに惚れたんだよね。」
カカシ先輩はサラッと流すように笑ったが、ほんの一瞬、真剣な瞳が私を捉えていた。
ブワっと真っ赤に顔が赤くなってしまい、口元を手で押さえて照れていく。口が緩みっぱなしで恥ずかしい。
「カカシ先輩に私は口では…ほんと勝てませんね。負けてばっかりですね。辞めてください。恥ずかしい事言うのは。」
「いや、だから本当の話だよ?」
「あーーーー…抑えてください!食事中なんですからーー…!」
そう俯いて下を向いて食べた。
カカシ先輩がどんな顔してたか分からない。
だけど声から考えるに、多分めちゃくちゃ楽しそうな気がした。