第15章 ピーマン料理を作る
「、種とワタはしっかり取って、小麦粉で塗して肉詰めしてね?」
玉ねぎを細かくみじん切りしたものをカカシ先輩に渡して、次はピーマンを縦に切って、中身を取ろうとしたら、右にいるカカシ先輩に助言をいただいた。
家に帰って早速二人で仲良くお料理中に、火影様からピーマン克服のキーワードをいただいた。
先輩はプラスチック手袋をはめて豚ミンチを練り込み、醤油、塩で味付けして、私が渡したみじん切りのタマネギ、パン粉、溶き卵を加えて混ぜ更に練りこんでいる。
まあなんて手際が良いのでしょうか、迷いがない。滑らすように美しく作業をしている。
「もしかして、ここが苦味の強い場所ですか?」
閃いたように疑問を投げかければ、彼は先生のような表情をしている。
「その通り!種とワタにピラジンっていう苦味成分が入ってるから、苦手な人はここをしっかり取らないとダメだね。だけどね、ここの部分には、カリウムとか血行を良くする栄養がいっぱい含まれてるから、ピーマンをしっかり食べれる人はそのまま肉詰めした方がいいね、楽だし。硬い部分取ったらおしまいでオッケーだよ。」
「はーー…!カカシ先輩詳しいですねー。」
私は感心して感嘆の声あげた。
まるで物知り博士のように色々ご存知らしい。