第13章 イルカ先生
イルカ先生にお礼を言って、部屋を出た。
優しい気持ちが心に溢れていた。
「、デート、どこ行きたい?」
不意に言われて、廊下のポスターが目に入った。
【木の葉盆踊り 浴衣祭り】
「カカシ先輩、これ行きたい。」
見つめながら答えれば、
カカシ先輩はニッコリ満面の笑みを向けてくれている。
「良いねー、浴衣姿見てみたいよ。」
頭をポンポンして承諾してくれた。
「あ、でも、浴衣とか全然無い………カカシ先輩…一緒に買い物もしてもらっても良いですか?」
少し不安になりながら答えたが、その不安はすぐに消えた。
優しい瞳で私を見つめてくれていた。
「当たり前じゃない。一緒に行こう。オレも楽しみだな、あ、浴衣オレも持ってるから、一緒に着て行こうよ。」
「はい!良いですね!楽しみです!」
楽しそうに予定を話しながら
火影室に向かった。