第13章 イルカ先生
「はぁー!なんか、泣いたらスッキリしました。」
涙を拭いてニッコリ笑っていた。
「それは良かったです。
これからはカカシさんのそばで頑張って下さいね。
貴方はきっと大丈夫です。
カカシさんが側にいるんですから。ね?」
イルカ先生は、ニッコリ笑顔をカカシ先輩に向けて笑っている。
「ああ、そうだな。は、確か、イヤって言うほど側にいてくれるらしいし、楽しみだよ。」
"今後、嫌と言うほどお側にいますので、御安心を。"
昨日の言葉を思い出した。
「え!?…あ、言ってましたね、たしかに…ふふ、よく覚えてますね。」
笑みを浮かべてカカシ先輩に
言えば、カカシ先輩は、穏やかな笑顔を浮かべて私を見つめていた。
その笑顔に、
優しい温かみを感じた。