第9章 夜
「、ブラしてないでしょ?服の中に入れたいんだよ。手、入れていい?」
「っ!……え、あ…ど、どうぞ。」
動揺しながら言うと、
目を細めて柔らかく笑った。
実は、その言葉を聞く前に、
既にスタンバイしてお腹に手をおいていたカカシ先輩……
(は、恥ずかしい……)
カカシ先輩は私の言葉に反応して、唇を重ねるだけの優しいキスをしながら服の中に手を入れてきた。
少しひんやりする手にビクっと身体が反応してしまう。
カカシ先輩が、胸をモミモミ揉んで弄んでいる。
口付けがだんだん強く激しく、息荒くなっていく。
キュッと乳首を摘まれ声をずっと我慢していたのに、思わず出してしまった。
「……やっ…、あ、カカシ先輩……声、出ちゃう…」
その言葉が合図のように一気に服をめくりあげられ、胸を両手で揉まれながら、乳首を口の中に入れ、吸われるような感触を感じた。
「はぁはぁ……ん、!…カカシ先輩…」
コリコリ口の中で舌で遊ばれてしまい、下着の中でドロッと濡れていくのが分かった。
「…可愛い…本当に、可愛いな、お前は。」
濡れたような瞳で見つめられ、
心臓がバクバク鳴ってしまう。
流されてしまう…
そう思った瞬間、カカシ先輩は、服を戻して私の服を整えた。
「はい、おしまい。ありがとう、、癒されたよ。」
ニッコリ笑顔で笑って
私を意地悪に見つめている。
「カカシ先輩!…な、なんで辞めちゃうんですか!」
「え?だって、しちゃダメって言ったじゃない。オレはちゃんと約束は守るよ。」
そう言って、カカシ先輩は自分の布団に戻っていった。
(あああ、何でこんなにさせといてお預けとかーーーー!!)
真っ赤なりながら布団一人悶えていた。
「カカシ先輩…、デート、楽しみにしてますね。おやすみなさい。あと、護衛放棄してすみません。」
カカシ先輩の背中を見ながら、
感謝と謝罪を述べた。
「オレはお前に癒されたいの。身体じゃなくて、心を癒して欲しいんだよ。お願いね。おやすみ。」
そう、優しい声を聞いて
少し嬉しい気持ちになりながら眠りについた。