第9章 夜
しばらくして、カカシ先輩の
優しい声が聞こえた。
「怒ってないよ、ごめん。、無視したわけじゃなくて……緊張してたんだ、悪い。」
ウトウトしながら声を聞いていた。
(今「緊張」って言った?)
理解出来ずにボーっと黙っていた。すると私の布団の中に入ってきて、後ろから密着するように優しく抱き寄せてきた。
カカシ先輩の身体を、直に感じてしまうぐらい、
絡みつくように抱きしめられている。
先輩の身体が熱くて
私もつられるように身体が火照っていった。
「風呂上がりのお前……可愛いすぎなんだよ。照れて見れなかったんだ。」
カカシ先輩の手が私の身体を触っている。ゆっくり胸に手を置いて少し触り始めた。
「を、
襲っちまいそうになる」
耳元で感じるように囁かれ、ドキっと反応して、自分の顔が火照るのが分かった。
「、こっち向いて?」
カカシ先輩の方へ身体を向けて顔を見つめれば、
カカシ先輩は、私の唇を探すように口付けをしてきた。
「…………んっ……カカシ先輩……」
吸い付く様に角度を変え、口を緩めれば、舌が入って私の舌を誘う様に絡めてくる。
布団の中でこんな激しいキスをすれば興奮してしまう。
カカシ先輩と一つになりたい…
そう思った……。
でも…………………