• テキストサイズ

【NARUTO】護衛暗部

第30章 ごめんね。


「、おかえり、遅かったね。」

大きな火影邸に帰り二人の部屋に入れば、のんびりイチャパラを読んでいる。

「た、ただいま……」

いつもと同じで、何も変わらない雰囲気に、クラクラ頭が痛くなる。緊張してしまい、泣きそうになる。

カカシ先輩は、私をずっと解任したかった。浴衣姿をコネに言わせてまで、辞めさせたかった理由は何?と、頭でずっと先輩に聞いていた。

「少し、話がしたいです。」

声のトーンが明らか違う事に、カカシ先輩は瞬時に反応してコチラを見る。姿を見た途端、イチャパラを本棚に戻し、畳の上に座る私の前にきて腰を下ろした。

「、どうした?何て顔してるんだよ。顔が引きつってるよ?」

いつもと変わらない。
優しいカカシ先輩なのに、一気に恐くなる。

私が要らないの…?

あんなに、愛し合ったのに、
私はそんな扱いをされる人間なの?

側にいてほしいって何度も言ったのに、
違うの?嘘なの?


色々感情が溢れ、涙がポロポロと流れた。

/ 149ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp