第21章 木ノ葉盆踊り 浴衣祭り
「カカシ先輩、話を戻してもいいですか?じゃあ、わかっていたんですか?あの時の私だって、気づいていたんですね!?」
グイグイ聞けばカカシ先輩は笑った。
「まぁね。だけど、全然知らない振りするんだもん。へこんだわー、ずっと合図送ってたのにー。」
「合図ーー??あーそうだったんですか、アレ。なんかジロジロ見て変な人だなーって思ってたんですけど。」
「あはは、いや、オレにとってはサインだったんだよ?」
「コネが同じお面を付けてたので、もう辞められたと思っていました。先輩だったんですね。」
そう話をしながら、私は
暗部に憧れたあの日を思い出していた。