第1章 ボクのキモチ【R18指定】
「あら、英二君いらっしゃい!さ、どうぞ入って」
不二の母が笑顔で出迎えてくれた
「おばさん、こんにちは!お邪魔します」
「ただいま。」
不二の家には良く遊びに来るので、不二の母親とも仲良しな菊丸。
「おかえりなさい。じゃあ、周助が帰ってきたから私は出かけるわ」
「あれ?今日だったっけ?同窓会」
「そうなのよ。じゃあ、頼まれたケーキは冷蔵庫に入ってるから二人で仲良く食べてね」
「ありがとうございます!」
「母さん、気をつけてね」
いそいそと身支度を整えて、出かけていった。
「何か忙しなくてごめんね。じゃあ、先にボクの部屋で待ってて?ケーキと飲み物持っていくよ」
「一人で大丈夫?」
「クスッ、大丈夫だよ。ありがとう」