第2章 【続】ボクノキモチ
「ストーップ!二人とも落ち着けってば!」
二人の間に割り込む菊丸。
「英二…」
「英二先輩」
自分の気持ち、はっきり伝えなきゃな…
すぅっと大きく深呼吸。
「オチビの事も好きだけど、何て言うか…その、可愛い後輩としか見れないんだ…ごめん」
「分かってるッス…」
でも!
反論しようとしたが、不二に遮られる。
「…越前、もう良いかな?」
ずっと黙って聞いていたけど
もう見てられない。
「おわっ!」
英二の腰をグイッと引き寄せ、頬にキスをする
「不二先輩、見せ付けるなんて趣味悪いね」