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【黒バス】ブラックラブ!

第81章 見れないっての。


高尾君と私は医務室についた。
それから言ったとおり、高尾君は医者を呼んでくれ、点滴をし直した。・・・痛かった。←
それと、お医者さんにも怒られた。

医者「この状態で出歩くとは何事ですか!点滴まで取って・・・!やんちゃにもほどがあるますよ!?」

お腹のでてるぽっちゃりした体型にたれ眉の優しい顔をした男の医者だったので、怒っていてもあまり怖いとは思わなかった。言い方もやさしかったし・・・。
なんだろう。アン○ンマンみたいな人だった。←
だが、私を相当やんちゃ者と判断した医者は
高尾君に私の見張りをするように指示した。
私も高尾君も拒んだが、医者は聞く耳をもたず、医務室を後にしてしまった。

「ご、ごめんね・・・私のせいで」

高尾「んー?いや別に?俺なら気にしてねぇからそんな顔すんなって。」

ベッドの上で隣同士に座りながら、高尾君は私の頭をポンポンと撫でながら笑ってみせた。

「他の皆は何してるのかな・・・」

高尾「あー多分、伊月さんと氷室さんは笠松さんのとこにいるっしょ?後の人は部屋だと思うけどー・・・」

「そっか・・・」

すると高尾君はにぃっと意地悪な笑みをして

高尾「なになにー?俺じゃ不服だった?」

と問いかけてきた。
私は慌てて両手をふりながら答えた。

「ち、違うよ!そういう意味で聞いたんじゃ・・・」

高尾「俺的にはこうやって、雅と二人っきりになれてラッキー!みたいな?」

「ちょっ・・・もう高尾君!?」

頬を膨らませると高尾君は可愛いと言って笑った。

高尾「ハッハハ・・・まじウケる」

「か、からかわないでよ・・・」

高尾「ごめんごめんって・・・。・・・でも、まぁ。からかってる余裕もねぇんだけどな、こっちは」

「え・・・?」

すると高尾君はいきなり私の肩を強くおしてきた。
そのまま私はベッドに横になってしまった。
起き上がろうとすると、顔の横に高尾君の手がドンときた。
いわゆる私は、押し倒されたのだ。

「た、かおー・・・くん・・・?」

高尾「・・・なぁ雅・・・



抱いていい?」
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