第77章 スキーと悪夢。
高尾「は、はやっ」
花宮「でも技術はそこまでなくね?」
伊月「もしかして・・・」
その「もしかして」
私も考えちゃいました。
伊月「曲がることを知らない?、とか」
それですそれ!!・・・
だとしたら・・・?
「「「崖から落ちる!!」」」
止めにいかなきゃー!!
笠松さーーん!!!
高尾君が一心不乱に笠松さんを追いかけ、
カーブ地点までいきました。
高尾「駄目だ!いねぇ!!」
「そんなっ・・・・」
伊月「本当に落ちた・・・のか!?」
花宮「んな訳ねぇだろ。」
「え・・・?」
花宮「見ろよ。柵に異常はねぇ。普通落ちたら柵壊れんだろうが」
「そ、っか・・・。」
はぁぁ・・・びっくりした。
ということは笠松さん、無事降りれたんだ。
最後まですべると、ちゃんと笠松さんは待っていてくれてた。
笠松「? 俺の顔になんかついてるか?そんなじろじろみて」
「良かったぁ・・・」
笠松「・・・は?」
笠松さんからしてみれば何事か分かりませんよね笑