第74章 もしも・・・
=氷室side=
なんなんだこの天使は!
あぁもう理性が吹っ飛ぶじゃないか・・・。
駄目だ俺。落ち着け俺。
頭はクール、心はホットだ俺!←
・・・頭も心もホット。
駄目だ駄目だ汗
べた惚れだなもう。ため息がでてくるよ。
氷室「でも参ったな・・・。」
するとうすらとだが、
雅が目を開けた。
「氷室さん・・・?」
氷室「あれ、起こしちゃった?」
「ん・・・。」
氷室「・・・え?あ、あぁ。何?甘えてるの?」
掴んだ袖の手に力がはいっている。
顔は微笑んでいる。
ったくもう・・・
大好きなんだな。俺。雅のこと。