• テキストサイズ

【黒バス】ブラックラブ!

第63章 月の王子と星の姫。


クリストフ「あの人の中、すぐにお前を見つけた。」

外のベンチで座りながら、クリストフはナターシャに言った。

ナターシャ「あなたがくれたドレスだもの。気が付かない訳ないわ。」

クリストフ「いや違う。真っ先に目に入ったということだ。」

ナターシャ「私よりも綺麗な星はたくさんいたはずよ?」

グラスに入ったジュースを飲みながら言う。
するとクリストフは薄く頬を染めた。

クリストフ「綺麗な星とは、これまた奇妙な例えだな。星とは来ている女たちの事か。」

ナターシャ「そう。そしてあなたは輝く月よ。舞踏会はね、夜空なの。」

クリストフ「初めて来たという割には表現がなかなかだな」

ナターシャ「私ったら詩人にも向いているのかしら」

フフフと笑うナターシャの頬に手をあてるクリストフ。
そして優しく髪を撫でた。

クリストフ「では私は、そのたくさんの星の中から、お前を選んだ。」

ナターシャ「そういうのはもっと極端に言ってもらわないと」

クリストフ「これはこれは注文の多い奴だな」

ナターシャ「いいじゃない」

息を吸い込んでからクリストフはナターシャに告げる。

クリストフ「お前が好きだ。ナターシャ。愛している。」

そして二人は夜空のように
永久の愛を誓ったのだったー・・・。


end.
/ 628ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp