第62章 理解したうえで。
日向「ほらよっ。」
「焼き芋~!ありがとうございますっ」
日向「いいから早く食えよ。」
「いただきまーす!・・・・美味しい~・・・」
日向「そりゃーなによりなにより」
季節はもう秋がすぎ冬に近づいてきている12月初め。
大学の授業の帰りに日向先輩とこうやって食べ歩くのが
もはや日課のようになってます。
日向「にしても良かったな。伊月もあれからすっかり元気じゃねぇか」
「元気すぎるくらいですよ汗 スキンシップが多くなったというか・・・」
私が決意してことを、ちゃんと伊月さんと氷室さんにも話した。震え声の話をしっかり聞いてくれたことには私もすごくうれしかった。
氷室さんは「そっか」とか「うん」などちょっと驚いてたような・・・。
伊月さんはと言うと・・・
伊月「ありがとう。ありがとう小倉」
最後には泣いてました汗
でも、その涙は前とは違って・・・私の方も嬉しかった。