• テキストサイズ

【黒バス】ブラックラブ!

第57章 もうどうしていいか分からなくなる。


「・・・どう、して」

伊月「・・・・。」

伊月さんはそれきり口を開かない。
何故か悲しそうな表情をする。

「私・・・伊月さんが嫌いじゃありません。むしろ好きです。・・・けど・・・。」

伊月「・・・・。」

「ぇと・・・だって今まで相談してきたのは伊月さんだし、その・・・いきなりで驚いたって言うか・・・・・・あれ・・・?」

はらはらと涙が落ちる。
これは、私が泣いてるの・・・?
これは私の涙?嘘・・・。泣くことなんてないのに。
なんで涙が出るの?嘘でしょ?

伊月「やっぱり・・・」

伊月さんは私の頬に手をあてた。

「ち、違うんです!嫌で涙がでたとかそんなんじゃ・・・!」

伊月「それは分かってるさ。小倉には少なくとも嫌われてはいないって思ってたし」

「そういうことでもなくて・・・!」

伊月「・・・やっぱり、自分で分かってないみたいだね」
/ 628ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp