第57章 もうどうしていいか分からなくなる。
「か、かっこいいって言ってるんですよ・・・?」
伊月「はいはい、分かってるって」
「本当ですか!?」
伊月「うんうん。」
伊月さんの顔を見つめながら問うと、笑いながら答えた。
な、なんか褒めたのにからかわれてる感が・・・汗
私まで複雑な気持ちになってきた・・・。
伊月「・・・好き。」
「え?」
小さくつぶやいた声が何故か聞き取れた。
伊月「・・・・」
「伊月さん・・・?」
ほんのり頬が赤くみえる。
伊月「・・・あれ、俺今なんて言った?」
どうやらぼぅっとしてるようだ。
「何に対してか分かりませんが・・・好き。とおっしゃいましたけど?」
伊月「・・・・えっ!?」
するとほんのり赤色だったのが、全体に広がり
顔が真っ赤になってしまった。