• テキストサイズ

先生、好きです。【R18】

第1章 イケメン教師と学年1の王子様


颯太side

ピンポーン♪

部屋にインターホンの音が響く。

こんな朝早くから誰だ?
頭痛いし、出るのめんどくさい。
いいや、居留守使おう。

そう思い、再び、布団の中に潜る。

あー気持ち悪い・・・

ピンポーンピンポーンピンポーン!

急に連続で音を鳴らされる。

「うるさい!うるさい!うるさーい!わかったからもう止めろよ!」

慌てて扉を開けると、晃が立っていた。

「やっぱり居留守でしたか。」

「お前・・・分かってて・・・何の用だよ。」

「いえ、二日酔いで動けないだろうと思って色々買ってきたんですよ。」

買い物袋を持ったまま、部屋の中にズカズカと入って来る。

「何勝手に入ってんだよ!帰れ!いって・・・」

頭が痛む。

「大丈夫ですか?俺が家のことしますから休んでてください。」

晃が駆け寄り心配してくる。

顔近っ!
やっぱかっけぇ!

「だから余計な事しないでくれ//// お前が帰れば、少しは治まるっての////」

「この状態じゃ心配で帰れませんよ。」

「だから、俺は大丈夫だって。」

正直、部屋に入れるのが怖い。
何されるかわからねぇから。
俺の事がコイツは好きなんだ。
流石に警戒してしまう。

ピンポーン♪

「っ!」

また誰か来た。

「あ、颯太さんは寝ててください。俺が行きますから。」

「いや、いいって。俺の客だし。」

そんな言葉を無視して玄関の扉を開ける。

「ちょっと!晃!?何勝手に・・・」

「何で君がここにいるんだ?」

「颯太に会いに来た。お前こそ何でここにいんだよ。」

宏だった。
/ 129ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp