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先生、好きです。【R18】

第5章 夏デート


晃side

「晃・・・好き・・・////」

「・・・俺もです。」

あまり、颯太さんの方から来ることがないため、嬉しかった。

でも、この「好き」は「1番」ではない。
颯太さんの1番はまだ聞けない。

颯太さんは何も悪くない。
俺が、もっと好きになって貰えるようにしないといけない。
この人の1番に。

この旅行で決める。
ここで、差をつける。

颯太さんと1度別れてから分かったことがある。

俺は、この人じゃないと駄目だ。

この人しか、愛せない。

だから、この人の1番になりたい。

周りが見えないくらいに、俺の事だけを見ててほしい。
ただ、飯塚がいる限り、それは叶わない。

もちろん、アイツだけじゃない。

颯太さんはかなりのイケメン好きだ。
少しでも好みの顔がいれば、すぐそちらを向く。

それに加え、昔から颯太さんは歳下に好かれる。
高校の時、それでひと騒動あった。
俺の同級生にも目をつけられ、襲われたことだって。

この人は放っておけない。
助けてあげないと。
守ってあげないと。

この力はこの人から貰った。
だから、この人の為に使う。

颯太さんの為ならなんだってする。

その覚悟が俺にはある。

だから・・・
あなたの1番にさせてください、颯太さん。

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