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先生、好きです。【R18】

第4章 2人の彼氏


颯太side

「38°あるじゃねぇか・・・朝からか?」

「・・・うん。何となく頭痛いなって思ってた。」

「だったら無理してくるなよ。」

「・・・会いたかったから。」

またそういう事言う・・・
嬉しいけど、身体は壊して欲しくない。

「自分の身体は大事にしろよ。」

「うん。・・・ありがとう。」

「分かったらベッドで寝てろ。先生には伝えておくから。」

宏をベッドに連れていき寝かせる。

持ってきていたペットボトルを近くに置く。

「これ、俺のだけど飲め。水分補給はこまめに取らないと。」

「わかった。」

「じゃあ俺は行くからな。」

「・・・ここにいて。」

甘える声でそう言い、腰に抱きついてきた。

「けど、次の授業・・・」

「そうだよな・・・ごめん。」

ゆっくりと俺から離れ、横になる。
反対側を向いてしまった。
いじけたか・・・
やっぱ餓鬼だな。

「また後で来るから。ちゃんと休め。」

宏の頭にキスを落とし、その場を後にした。
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