第3章 どっちも・・・
颯太side
2日続けて・・・
ヤって学校来るとか・・・
教師としてどうなんだよ。
ん?
あれは宏じゃねぇか。
あんな所で何・・・
あー告白されてんのか。
まぁ、イケメンには当たり前の日常ってやつか。
・・・返事、どうすんだろ。
「何見てるんですか?」
晃が後ろから抱きついてきた。
「おい、引っ付くな!ここは学校だ!////」
「はいはい。あれは飯塚ですか?」
「みたいだな。」
「告白ですか・・・くっつけばいいのに。」
「・・・そう・・・だな。」
ため息を吐いてその場から離れる。
「颯太さん。本当はくっついて欲しいだなんて思ってないでしょ?」
ギクッ!!
そんな事・・・思ってなんか・・・
でも返事が気になってるのは事実。
「また嫉妬ですか?」
「ち、違う・・・大体、好きでもないのに・・・」
「ふーん・・・あ、帰ってきますよ。直接聞いてみたらどうですか?じゃあ、俺は仕事戻ります。」
「だから、そんなんじゃ・・・」
行っちゃった・・・
こんなのおかしい・・・
宏と晃のせいだ。
「仕事に戻らねぇと。」