第3章 どっちも・・・
颯太side
俺・・・本当に何やってんだよ・・・
今の俺、ただのビッチじゃねぇか・・・
最悪だ・・・
「そうた・・・さん・・・」
ベッドに横たわって寝ている晃は寝言を言う。
俺は先に目が覚め、座っていた。
「すき・・・」
「だから分かってるって言ってんだろ・・・////」
照れながらも晃の頭を撫でる。
・・・あれ・・・
俺何で恋人みたいなことしてんだ・・・
そっか、よくこうやって頭撫でてたっけ。
それが今になっても・・・
忘れたいのか忘れたくないのか・・・どっちなんだよ。
「ん・・・颯太さん?起きてたんですか?」
「さっき目が覚めたばっかりだよ////」
「・・・腰・・・大丈夫ですか?」
「・・・あ・・・おぉ。大丈夫みたいだ。」
昨日よりは痛くない。
腹は相変わらず痛いけど・・・(汗)
「シャ、シャワー・・・借りるぞ?////」
「どうぞー。」
服どうするかなー。
このまま学校行かねぇと間に合わねぇし・・・
晃に借りるか?
でもアイツ身長高いしなー。
「颯太さん、服貸しましょうか?」
「い、いや・・・たぶん、デカいから・・・ボソ」
「?なんですか?聞こえません。」
「だー!もう!お前、身長俺より高いだろ?!でかいんだよ!」
「あー、なるほど(笑)」
コイツ馬鹿にしやがって。
「でも、それじゃ学校行けませんよ?」
「うぅ・・・わかった。そこに置いといてくれ。着てみるから。」
「はーい。」
絶対デカい・・・