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先生、好きです。【R18】

第1章 イケメン教師と学年1の王子様


颯太side

信じられないかもしれないが、この世界には僅かに能力者がいる。
俺もその1人だった。
しかし、前に死にかけていた時にまだ恋人だった晃が強い感情を俺に抱き、俺の能力は晃に受け継がれてしまった。

能力の受け継ぎはその人に強い感情を抱くか、自分の実の子供が出来る事で起こるらしい。

俺は何とかある人のおかげで命は助かった。

晃の能力は炎。
宏は空気。
周りの空気を自由に操れるらしい。
だから、空中に浮いたりも可能だとか。

「俺達が最後か・・・」

「ですね。帰りましょうか。」

「おー。」

帰る準備をして、戸締りを済ます。



「颯太さん!今日、金曜日ですし、飲みに行きません!?」

「悪いが先客がいてな。また今度なー。」

「そう言って今まで断られてるのって気のせいですかね?」

「さぁな。」

手を軽く振りながら居酒屋へと向かう。
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