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先生、好きです。【R18】

第3章 どっちも・・・


颯太side

「お邪魔しまーす・・・」

「適当に座っててください。飲み物持ってくるんで。」

「おぉ・・・」

いかにも、一人暮らしって感じ。

本が沢山ある。
全部英語の本。

勉強してんだなー。

関心しながら本棚を見ていると、端の方に1冊だけ場違いな本があった。
本・・・なのか?

手に取って中身を見てみる。

中身は写真だった。

これ・・・俺?
制服着てる・・・
高校生だ。
懐かしい。

「あ・・・これ・・・あの時の・・・」

ツーショット写真もある。
付き合いたてくらいかな。

これはいっくんと光・・・俺も写ってる・・・

ん?・・・これ・・・俺の寝顔!?
しかも裸!!
いつの間に!?

けど、俺幸せそう・・・

「颯太さん、お待たせしまし・・・うわぁぁ!!////」

「あっ・・・」

取られた・・・

「何勝手に見てるんですか?!/////」

「じゃあ何勝手に撮ってんだよ。」

「うっ・・・」

「・・・懐かしいな。それ。」

「・・・はい。たまに見て思い出してるんです。幸せだったな・・・」

「まぁいいや・・・////」

なんか恥ずかしくなってきた。
消し去りたい過去・・・

「で、話ってなんだ?」

「あ・・・そうでした・・・」

飲み物を手に取り一口飲む。

「その・・・昨日・・・飯塚と何かありました?」

「っ!?!?ぶっっ!!」

「うっ・・・」

晃の顔にお茶を吹いてしまった。

「な、何もっ・・・ない////」

「・・・うそ・・・」

「え・・・?」

「じゃあ・・・」

晃は俺を抱き寄せ首元を指でなぞる。

「この噛み跡・・・なんですか?」

「っ!?////」
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