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先生、好きです。【R18】

第3章 どっちも・・・


颯太side

「失礼しまーす。」

宏が面倒くさそうに職員室に入ってきた。

「あ、宏。お前、遅刻届け出してないだろ?」

「うん。今から出すとこ。」

「あのな・・・馴れ馴れしくするのやめろよ・・・////」

小声で宏に話す。

「いいじゃん別に。誰も気にしねぇよ。」

晃が気にするだろ。
隣にいるし。

「はぁ、まぁいいや。遅刻理由はなんにしたんだよ。」

「迷ったけど、寝坊にした。」

「そうかよ////」

「何赤くなってんの?」

「だ、誰のせいだと!!あっ・・・////」

しまったと思い、晃の方を見ると首を傾げて話を聞いていた。

「知らねぇよ。じゃあ俺行くから。後でな。」

「だから、その態度はやめろ!////」

ったく・・・せめて学校の中では先生として見てほしい。

「あ、あの・・・颯太さん。ちょっと話が・・・」

「へ?」

まずい・・・話って何だよ・・・
絶対俺らの感じ読み取ったんだ。

「・・・ダメですか?」

あぁ、くそ!
だからその顔はやめろって!!
イケメンのオネダリ顔には弱いんだよ!!

「じゃ、じゃあ・・・放課後・・・」

「はい。ありがとうございます。」
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