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先生、好きです。【R18】

第2章 仮彼氏


颯太side

「どうしよっか・・・俺ら。」

「せっかくだし、遊んで帰るか。」

「だね。」

将樹君と水族館に行くことにした。
近くまで来てたからって事でここにしたけど・・・

カップルが多い!!

あー気まずい・・・

けどまぁ・・・

「うお・・・コイツデカいな。」

将樹君、楽しそうだしいいか。
クールにしてるけど、目がキラキラしてる。

「将樹君、もしかして初めて来たの?」

「おぉ。なー、次イルカショー行かないか?」

「あ、そうだね。そろそろ始まる時間だし。」

なんか将樹君が子供っぽくて新鮮。
可愛い。

「すっげぇ・・・イルカってあんなことも出来るんだな・・・頭良いな。」

「そうだね。」

「あ、すまん。楽しくなかったか?」

「え。いや、そんなことないよ?」

「・・・なんだ、その顔。涎出てるぞ?」

「いやー、将樹君が可愛くて可愛くて・・・俺は幸せです。」

「何言ってんだ?お前。」

あ、すっごい引いてる・・・
つい涎が出てしまった。

そりゃあ、こんなイケメンで普段クールな人が目をキラキラさせて子供っぽい所見たら癒されるよ。
ギャップ萌えってやつ。

「次どこ行くんだ?」

「そうだね。ご飯食べて帰ろうか。暗くなってきたし。ついでに奢るよ。」

約束だったし。

「あー・・・その事だけどそれ無しでいい。」

「え?どうして?お礼したい。」

「いや・・・いい。」


どうしたんだろう。

まぁいいって言ってるし・・・いっか。

「わかった。飲む?」

「飲むか。」

「いっくん呼んじゃう?」

「あー、アイツ今アメリカいるぞ。」

仕事忙しそう。

「・・・え、じゃあ子猫のお世話は?!」

「俺が家に行ってしてる。」

「それなら、安心だね。」

「一緒に来るか?」

「もちろん!!行くよ!」
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