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【NARUTO】スケアさんとの恋

第13章 食事をしながら…



「、これからどうする?帰る?」

意地悪に聞いてくるカカシを
涙を拭きながら見ていた。

駆け引きなんか私にする余裕は
今はない。

今すぐにも彼を抱きしめたいのだから。

「ホテル予約してたら、ここで泊まりたいな。してなくても、私のお家きてね。
今日は、ずっとそばにいて?」

流暢に喋る様子を
少し固まったようにカカシは見ている。

「カカシ…今日絶対、あなたと
離れるつもりないから。」

完全に誘っている。
こんなスラスラ普通言わない。

でも
本心だった。

「ふ、それオレのセリフじゃない。誘ってるの?」

クスクス笑っていても、
私はブレなかった。

「うん。誘ってるよ。ずっとさっきから我慢してるのよ。」

トロンとした目で笑っている私を、
カカシは、目を見開いて驚いていた。

でもね、私は
まったく気にしていないの。


だって…
本気で、今すぐでもいいの。

貴方に
抱いて欲しいのだから。

触れて欲しいの

それだけ。

カカシ以外今は何もいらない

「カカシが欲しいの、今すぐ。」


そう言った瞬間、
口元を抑えて
赤らめて、恥ずかしそうに笑っている。

小さく溜息をついて私を見た。

「オレがこのホテルを予約してない、なんてヘマはしないよ。
じゃあ、早く行こっか。」

そう言って席を立ち、
予約した部屋に向かった。



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