• テキストサイズ

【NARUTO】スケアさんとの恋

第9章 失恋後…


「スケアさんのこと、気がついていたんだ?」

視線をガイに向ければ
ニンマリ勝ち誇った顔をしていた。

「いや、最初は気がつかなかったな。流石にオレだって永遠のライバルの顔ぐらい、忘れないぞ!」

「そっかー…私は気がつかなかったな。」

私は、辛く悲しむカカシの顔を思い出していた。

「ところで、お前はいつになったら気づいてやるんだ?」

「…何が?何の話?」

「アイツはお前が好きなんだよ。スケアよりカカシでいいだろう」

「スケアさんが好きだったの。
カカシじゃない。」

その言葉に私を呆れてみている。

分かってる。
でも頭が追いつかないのだ。

カカシをそんな風にみれない。
今は誰とも恋なんかしたくないのだ。




「アイツの辛気臭い様子が本当につまらない。
最近、戦いを挑んでも全然歯応えがない!こんな奴に勝っても嬉しくないんだよ……」


ライバルの変貌に
ガイが嘆いていた。


「私が悪いんだよね。謝ろうとしてるのに全然捕まらないし…」

「アイツが謝って欲しいって言ったか?余計悪化するぞ。」

その言葉に、言葉が詰まった。


その通りだって思わず納得していた。

/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp